大根と塩と糠だけで漬けたたくあんは成功しました。二度目は重石を多く乗せたのが成功の元だったようで、オレンジのカビの発生もほとんどありませんでした。
「わら」のたくあんにはまだ及ばないものの少しづつ近づいている感じがします。
ごはん、みそ汁、たくあん、それに海苔があれば満足という感じです。
(千々輪)
村役場が主催した『特産品メニュー開発料理教室』に参加してきました!
道志村の特産品といったらやはり【クレソン】です!
さらにもうひとつの特産品である道志村の養豚場(繁殖農場)で育てられたブランド豚【道志ポーク】(香福豚)を組み合わせたステキなメニューが考案されました!
今回は写真上の「道志ポークとクレソンの黒ごま炊き込みごはん」と「道志ポークの串焼き」を実際につくりました!
「おばくおじや」「おばく」と呼ばれている丸麦をつかったおじやは、かつて村内で主食として食べられていました。
次号道志手帖の郷土食に登場です。現在取材をすすめています。
私が「おばく」に出会ったのは二年前。みなもと体験館でお客様に振る舞われたものをお客様と一緒に頂きました。
左の写真は今年3月のみなもと体験館のイベントで出されたものです。ちょっと水っぽいかな。(千々輪)
みなもと体験館の4・5月のイベントは「春の山菜収穫体験」、昨日はその手伝いに行ってきました。体験館の周りでワラビを中心に山菜採りを行い、うどん作りと山菜の天ぷらを食べて頂くイベントです。
この企画は毎年ご好評いただいており、この日も定員30名に達し満員御礼でした。天気にも恵まれ、青空の下の山菜採りは暑いくらいでした。
お客様が昼食をみなさん済ませた後、残ったヨモギの天ぷらやユキノシタの天ぷらを頂きました。ユキノシタは久しぶりに食べたのですが、癖が無くておいしかったです。
(千々輪)
「重ね煮」の料理教室を道志村やまゆりセンターで開催しました。
「平日の昼間の有料の料理教室に村の人は来ないよ」と言われていただけに、私を含め10名の方々が来てくれて本当にうれしかったです。来てくれたのは小さいお子様を持つお母様、料理を家族のみならず他の方にも提供している方、村の食生活改善に取り組まれている方など、いずれも食に関心の高い方ばかりでした。
この日の講師を務めたのは「サトケン」こと佐藤研一さん。「本来の自分に還る」をコンセプトに料理教室をはじめ、呼吸法などの講座やセミナーを展開し全国でひっぱりだこ。たまたまこの日があいており、しかも前々日に山梨県内で仕事があり、来て頂けることになりました。
「いままで自分は料理を雑にやっていることに気づかされた」
「調味料なしでこんなにおいしい料理ができるなんて驚き」
「家に沢山調味料を持っている自分はなんなんだろうと思った」
「子育てで忙しく過ごしているので作り置きができるのはとっても便利」
「お客様が毎週のように来るのでさっそく料理に活かしたい」
などの感想を参加者から頂きました。
自分がやりたい、村の人のためにもなると思う企画はこれからもやっていきたいと思います。
(千々輪)
【写真】
上:サトケンさんが玉ねぎの皮のむき方を説明している様子
下:この日にみんなで食べた昼食~おかずと味噌汁に重ね煮が入っています
3月は私の企画したイベントが2件、一つが写真にある「重ね煮」です。
おととしのことになりますが、今回の講師となる佐藤研一さん(愛称「サトケン」さん)に道志村でたまたまお会いしたのが縁でこの企画が実現しました。
これを機会に、もう一つ野菜のおいしい食べ方を多くの人に知ってもらいたいと思っています。
「何を重ねるの?」「どういう調理方法?」このブログを見て興味をもたれた方、詳細は私まで問い合わせてください。
まだ若干の空きがありますので予約も可能です。ブログを見たことを明記の上、氏名と当日の連絡先を私までメールください。
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日時:2015年3月18日(水) 10:00-14:00
場所:やまゆりセンター調理室・和室 (山梨県南都留郡道志村8991-1)
国道413号線と県道都留道志線の交差点近く
料金:2500円
問合せ・申し込み: 地域おこし協力隊 千々輪 (chijiwat@gmail.com)
「道志手帖」の記事用に生芋から作るこんにゃくを作りにチャレンジしました。
しかし・・・・なかなか難しいものです。
現在凝固剤には炭酸ナトリウムを使うのが一般的なのですが、それよりも一昔前のやり方で、かつ薬局で入手しやすい重層(炭酸水素ナトリウム)を使うやりやり方を研究してきました。
結局、重層では何度やってもうまくいかず、生芋の在庫と原稿の期限もあるので、炭酸ナトリウムを使うやり方を紹介しました。
写真右が炭酸ナトリウムを使い形になったもの、左が重層を使い煮ている間に形が崩れどろどろになったものです。
台所がこんにゃく臭くなるので、家族には不評でした。(千々輪)
穀菜食料理教室の初級修了認定の会である「試作会」に参加しました。
私は自分で育てた大根で「ふろふき大根」「大根の炒め煮」を持って行きました。炒め煮は妻が何気なく作った大根と葉を利用したシンプルな料理で、それを教えてもらい少しアレンジしたものです。前日に作ったので2品ともよく味がなじんでいたせいでしょうか、2品とも好評価を頂き、無事修了証を頂くことができました。今後の励みになりました。
写真は本日の試作会に出された作品の一部です。いずれの作品も今後の参考になりました。
ひときは目を引くケーキはすべてお米と野菜でできており、驚かされました。これを作られた方は8年前にこの教室に初めて来たといいます。この日師範科を修了されました。
(千々輪)
村の食生活改善推進員の方が主催し、役場の住民健康課が事務局となって行っているヘルシークッキング事業に参加しました。
この日のテーマは「減塩」。すべて薄味でした。特にすいとん(写真左端)は薄く感じ、みなさん同じ感想でした。
このような事業を昭和53年より住民主体で行っていることを知らなかったので、今回の経験は「食」に興味のある私にとっては良い刺激になりました。今期中に推進員の方々を巻き込んで、「重ね煮」の料理法講習会を開きたいと思っています。
【写真】左から、すいとん、卵トマト丼、緑茶、豆腐とえびの蒸し物
(千々輪)
マクロビオテック(穀菜食)の料理法講習会「一彗のクッキング」に通っています。今日は初級最終回。自分の体質に合った作品もぜひ持ってきてくださいとのことで、私は自分の小麦粉を挽いて作ったクレープにしました。中身はリンゴと干ブドウを煮てくるみました。クレープは薄く焼けず、家内に手伝ったもらいました。簡単そうで難しいものです。
また、オレンジ色をしたあやこまち、白い色をしたシモンの二種類のサツマイモも圧力鍋で蒸して持って行きました。いずれも好評でした。(千々輪)
東京・高尾駅から車で15分ほど陣馬山方面に行った里山に浄福寺があります。
住職の娘さんであるヒロさんがこのお寺を使っていろいろなイベントを開いているのですが、本日船越耕太さんを招いて重ね煮の講習会があり参加してきました。以前よりキャンセル待ちをしていたので参加できて幸運でした。
料理の話より気持ちの持ち方や食材に向き合う姿勢についてのお話がほどんでしたが、若いエネルギーあふれる内容でした。
料理だけでいえば、非常に若い感性を持ったマクロビオテックといえます。この日のお料理はどれもおいしく頂きましたが、右端に映っているたくあんが格別のおいしさでした。漬物好きではない私でもおいしいと感じました。
【写真】
左:境内の中での料理の様子、後ろに金色の飾りがちらりと見えます。
中:しいたけ、にんじん、玉ねぎの重ね煮をベースにした料理の数々
右:たくあんと白菜漬け
(千々輪)
台風18号は大型とのことで警戒していましたが、大雨だけで風はありませんでした。
6日午前10時には村の一部地域で避難準備勧告が出されましたが、1時間半で解除され正午から台風一過の晴天でした。通行止めだった道路も午後1時にはゲートが開かれました。この日は雨で自宅待機でしたので、酒まんじゅう作りを久しぶりに行いました。今回は一人であんこ作りからやったのですが、まずまずの出来でした。
「道志手帖」の「食べたい知りたい道志の味」の取材でお世話になった佐藤製パンのおばちゃん・智子さんが9月にお亡くなりになり、先日お線香をあげさせて頂きに伺いました。酒まんじゅうについて熱心に研究されており、8月にお店でお目にかかった時もお元気でしたので、訃報に驚きました。まだまだプロ味にはかないませんが、自分なりの味を出せるようにしたいと思っています。
道の駅につい先日、新商品の野菜のジャラートが登場しました。
本日昼食後のデザートに頂きました。カボチャとにんじんのジェラートで素材の味が活きた夏にピッタリの新商品でした。ハーゲンダッツも野菜のアイスクリームを出し、アイスのここ最近のトレンドにも見事にマッチしています。
価格は380円、ぜひ「道の駅どうし」に立ち寄ったついでに、また道志ポークカレーのデザートに食べてみてください。
なお、今後季節の野菜が入れ替わりで登場するとのこと。今後も楽しみです。(千々輪)
右の写真何だと思います?
山の斜面の草を刈ってそれを束にしたものです。
実はこれと同じものを、「山梨の郷土食」(山梨日日新聞社刊)の「かっちきご飯」の項目で見ました。
それによれば、かつては化学肥料がなく、夏から秋にかけ野山で沢山の草を刈り束ね「にょう」にしておき、田の回りで、にょうを腐らせ春になったら「かっちき」として、水田にそれらを押し切って入れた。それになぞられ、干し椎茸や人参などの家庭にある食材を沢山取り合わせ「かっちきご飯」を作り、五穀豊穣を祈って神棚や仏壇にお供えしてから小正月に家族で食したといいます。
「かっちきご飯」は峡南地区の郷土食として紹介されていますが、道志村の「やしゃー飯」と実にそっくりなのです。
「やしゃー飯」は「道志手帖」3号で記事にしましたが、山梨県の食文化全体を見て記事を書けたらもっと深い味になったなと思いました。
干し柿は普通は左のように吊るしますが、ここ道志村で初めて串刺しの干し柿を見ました。 この方法だとヘタのところがT字に切れてなくても干せるという利点があります。
私は何人かの村の方から干し柿を頂きました。みなさん手前味噌ならぬ手前干し柿で、「おいしいよ」「あまいでしょ」と言って作り方や自分の柿の木の話や苦労話を私にしてくれ、一層味わい深く頂くことができました。
でも私は当然我家の干し柿が一番だと思ってます。(千々輪)
突然ですが、これはなんだと思いますか??(^^)
正解は【ちんちりもち】です!
ちんちりもち??と思われるでしょうが、わかりやすく言えばホットケーキのようなものです。
ただホットケーキと違うのはハチミツやバターを使わずに、砂糖醤油で食べることです!
洋風なおかしを和風な砂糖醤油でいただく。
和洋折衷とはまさにこのこと!!
昔、道志村ではこのちんちりもちがおやつのひとつだったといいます。
当時は村内にも小麦畑が多くあり、こうした小麦粉料理がよく食べられていたそうです。
このちんちりもち、道志村の上の地域(山中湖村寄り)と下の地域(相模原市寄り)では呼び方が違ったりします。
上の地域では[うすやき]と言うそうです!
・・・写真を見る限り、うすくはなさそうです(笑)それでもうすやき!