米づくり2年目 稲刈りを迎えました!!!
約5か月待ってやっと迎えた稲刈り。
黄金色に輝く稲穂が秋を感じさせます。
今年は水見の不安定さからはじまり、稲が開花したお盆頃からは天候不順による低温続きなどが原因となり、1株あたりの分けつ(稲の茎が増えること)数が少なく、穂の長さも昨年より短めとなってしまいました…
一応は稲作らしい形にはなりましたが…
本当ならカラッと晴れた日に稲刈りしたかったのですが、
すでに注文いただいていた米を確保しなくてはならなかったため、やむ終えず曇り空のなかでの稲刈りとなりました。
刈る前からわかっていたことですが、籾はびちょびちょでした…
天気は人の予定など考えてくれません(;_;)
籾の乾燥に時間がかかることを覚悟しながら稲刈りを一段落させました。
その後数日おいて、残りの稲も刈ることにしました!
この日はこれ以上ないくらいの秋晴れの1日でした!
地域の方にまたしてもお付き合いいただき、残りの稲も刈り終えることができました。
ありがとうございました!
昨年の田んぼになかった変化がこちら↓
稲穂に黒い玉のようなものがぶらさがっています。
なかに虫が入っているのかと思って玉をつぶすと黒っぽい粉になるだけ。
あちこちの稲で見られました。
この原因がわかったのは精米所でのこと。
お世話になっている精米所の方から「今年はやけに麹菌が多いじゃねぇか」との言葉。
麹菌???
あの発酵食品の麹???
最初はわけがわからなかったのですが、聞いた話と調べたことをまとめると「稲こうじ病」という病気が発生していたのでした。
原因はやはり出穂時期の天候不順のようでした。
またコウジと呼ばれていても、発酵食品に使われるコウジカビとは関係ないとのことでした。
米がこうじ病にかかっても食べるのの害はないそうですが、大量に発生すると精米の際に純白なはずの米が黄色っぽく色づいてしまうそうです。
これでは商品価値が下がってしまいます。。。
こうじ病用の農薬も農薬もあるそうで、できれば薬剤は使いたくないのですが、周りの稲に迷惑をかけてはいけないので今後よく検討しなければと思いました。
米づくり2年目もたくさんの学びがありました。
道志の水で育てたお米は今後あちこちで道志村のPRを込めて販売していきます!
文:なかじま[精米所のある忍野村では「あなた」を「われ」という。怒られてるみたい!?]
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