豊かな水資源に恵まれたここ道志村では夏にホタルを見ることができます!
毎年7月には『ホタル祭り』がにぎやかにおこなわれています!
そんなホタルですが、けっこうデリケートな生き物。
ホタルを殖やしていくには住む環境や食べ物などなど、気遣いが必要です。
道志村では『七里ホタルをともす会』のみなさんがホタルを守り育てています!
ホタルの生息地の整備と幼虫の放流作業に同行しました。
最初の作業は、ホタルの生息地が荒らされないための柵立てです。
こんな小川ですが、まだ寒さでもぞもぞしているホタルの幼虫がいます。
ホタルが生きるのになくてはならないエサがこの「カワニナ」です。
ご覧の通り、巻貝の一種で昔は水路や小川でたくさん見られたようです。
しかしこのカワニナ、今は販売までされているほどです。
それだけカワニナが減ったのか…それともホタルの需要が大きくなり、カワニナが大量に必要になったか…
小ちゃい貝ですが、ホタルにはなくてはならない存在です!
そして、こちらさんがホタルの幼虫さんです!
なんだか川虫みたい…(釣りをする方にはわかるかと思います)
暗闇に飛ぶホタルはきれいですが、やっぱり昆虫。
虫らしさがよく出ています( ´△`)
今度はホタルの幼虫を放流していきます。
本当は自然発生によるホタルの乱舞が見られると一番いいのですが、なかなか自然は思うようにはいきません。
年によってホタルは大きく増減することがあります。
今年もホタルがたくさん見られるように、少しホタルの仲間たちを増やしてあげました。
あちこちで放流します!
下の写真の水場ではわさびとクレソンが生えているちょっと贅沢な場所。
ホタルも気に入ってくれるかなぁ〜
このゲンジボタルの幼虫は約3か月後の6月ごろには飛びはじめます!
元気に大きくなれよー!
夏が楽しみです!!
文:なかじま[26日に4000匹のヤマメが放流!釣り竿の準備しなきゃ!!!]
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