山梨県道志村で活動する道志村地域おこし協力隊です。
3日に渡る麹づくり〜味噌の仕込みも最終日を迎えました!
味噌生地の完成まで一気にご紹介します!
この日は、前日水に浸した大豆を煮るところからはじまります。
約19時間吸水した大豆はご覧のとおり、パンパンに膨らんでいます。
吸水前と比べて1.5倍ほどになっています!
『雰囲気があって良い感じでしょ?』
道志村には色々な場所に竹林が存在していて、手入れにも人手がなくて困っている状態です。
そんな増殖竹林を見て何か有効活用できないかと思い考え付いたのがバンブースピーカーでした。
これなら簡単に作れるますし、スマホを使う若者にも田舎の現状を伝えるきっかけになります。
「とにかく思いついたら作れ!」ということで粗削りながら作ってみました。
ご興味持っていただけましたら、メールください。一緒に作りましょう!
(井口)
味噌づくりの2日目を迎えました。
夜中のうちに1回豆炭を追加で焼べたそうで、朝には燻っていました。
この日は前日容器に入れたお米を「もろぶた(麹蓋)」に移していきます。
味噌づくりは昔から寒仕込みが良いとされています。
それは寒さのために雑菌が少なく、夏に向かって気温の上昇とともに徐々に発酵が進むことで味に深みが出るためです。
ここ道志村でも味噌づくりの季節を迎えました。
道志村の味噌づくりの特徴は、「穴蔵」でつくった麹を使うことです。
穴蔵とは土に横穴を掘ったもので、麹づくりや野菜などの貯蔵に使われます。
そもそも麹づくりには温度管理が大切です。
生き物である麹が活動しやすい温度を保ってあげます。
そこで昔の人は土穴の保温性に目を付け、麹づくりに活かしたのだと思います。
今や機械で温度管理をして麹づくりをおこなうのが一般的ですが、道志村は穴蔵をつかった麹づくりがおこなわれています。
長年穴蔵をつかった味噌づくりをされている方に密着して、3日間に渡る麹づくり〜味噌の仕込みまでの様子を学んできました!
1日目はお米を蒸かすところからはじまります。
この日に用意されたいたのは40kgのお米。
前日に研いで一晩吸水させてありました。
薪を焼べて数回に分けて蒸かします。
【写真上段】 野原の麦畑の1月21日の現状です。真ん中は本日2回目の麦踏をした跡です。
【写真下段】 そら豆のコンパニオンプランツとして撒いた麦です。
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1回目の麦踏は12月30日に半分、1月7日に半分実施済みでしたが、成長が悪い部分は麦踏をした長靴の裏に霜で浮き上がった麦が根っこごとついできてしまったりしました。
コンパニオンプランツの麦は麦畑から1週間以上後に撒いたにもかかわらず成長が良いです。不織布の中にあり霜に当たりにくいこともありますが、やはり日当たりと土の乾燥の度合いにより成長に差が出たのだと考えます。
(千々輪)
久保集落から雁道峠に舗装された林道が延びています。その途中に曹洞宗円福寺があります。昨年から立替中ですが、先日行ったところ、銅板を葺いた屋根が輝いていました。
10円玉と同じでそのうち色あせてしまうと思うので今のうちにどうぞ。写真だと木がじゃまになっていてわかりにくいですが、きれいですよ。
なお、次の私たちの季刊誌「道志手帖」には久保の絵地図を載せています。
お楽しみに。(千々輪)
国道413号線の道志小学校の手前、道志川の対岸にギャラリー水源の森があります。ギャラリーは現在閉館中ですが、蕎麦屋は営業中(冬季は土日限定)で、味には定評があります。
その下にはかつての釣堀とBBQ場があり、そこから道志川に降りるとボルダリングできそうな巨石がありました。私と大野さんでは手も足もでませんが、どなたか挑戦したい方がいれば場所を教えますよ。(千々輪)
昨日野原集落の「どんどん焼き」に香西、中嶌、千々輪が参加しました。
12日に材木を会場となる畑に集め、14日午前から団子を作り、夕方暗くなってから火をつけました。燃やす材木や竹の手配、団子を刺す木の手配、団子作り、これらは集落の人たちの協力があって初めてできるのだと感じました。
昔からどんど焼きは1月14日に行われていましたが、今や集落単位で残っているのは野原だけのようです。また、今回はあんこ入りの団子にして銀紙で巻いて焼きましたが、昔は紅白の団子をそのまま木に刺して焼いていたとのこと。
左の写真は燃やすための木材を円錐形にまとめるため、最初に竹を組んでいるところです。青竹に火がつくとバンバンと威勢の良い音が出ました。(千々輪)
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます!
今年も道志村地域おこし協力隊をよろしくお願いいたします!
今年初めての協力隊の活動は《しょうゆ搾りの実演》でした。
1月5日に道の駅どうしにておこないました!
昨年製作した[しょうゆ搾り器]の初の出番となりました!
当日の様子をご紹介します。
この日は朝からしょうゆ搾りの準備です。
搾り器をセッティングし、しょうゆの素であるもろみに火入れをして・・・
桶4つ分のもろみを搾ります。
もろみは約3年ものだそうで、村内の方から提供されました。