今日はクリスマス!
街ではクリスマスソングが流れ、きれいなイルミネーションが気持ちをわくわくさせる、そんな夜でしょう!!
・・・道志村は今日も星がすっごくきれいなほどに暗いです…笑
そんな12月の寒さのなか、冬の農作業「麦踏み」をしました!
麦踏みとは名前の通り、麦を踏んづけることです。
かわいそうな気もしますが、踏むことで霜柱を防止して根張りをよくし、麦の治癒力によってより丈夫な麦へと成長するのです!
丈夫に育てるため、あえて踏んであげる。
愛のムチですね 笑
やまゆりセンターでしめ縄づくりの会がありました。郷土史を語る会のみなさんが毎年おこなっているものです。ここでつくったしめ縄は正月に神棚などに飾り、その後どんど焼きで燃やします。わらは手刈りのわらで、いい匂いがしました。1時間ほど思い思いにつくりたくさんの縄ができました。詳細は次号季刊誌でご紹介します。(香西)
社会福祉協議会が主催している「ふれあいサロン」を見てきました。会場はやまゆりセンター。65歳以上の高齢者の集いですが、驚いたのはボランディアスタッフは65歳から70歳くらいの方が多く、一般の参加者はさらに高齢の方でした。70歳でも元気な方が多いです。
今年度は三回目の開催、ちょっと早いクリスマスの雰囲気で、村のお年寄りたちの中にはこの催しを楽しみにしている方も多くいらっしゃるとか。みんなで昼食をとった後に大正琴、保育所の園児たちによる劇、フラダンス、カラオケ大会などがありました。(千々輪)
穀菜食料理教室の初級修了認定の会である「試作会」に参加しました。
私は自分で育てた大根で「ふろふき大根」「大根の炒め煮」を持って行きました。炒め煮は妻が何気なく作った大根と葉を利用したシンプルな料理で、それを教えてもらい少しアレンジしたものです。前日に作ったので2品ともよく味がなじんでいたせいでしょうか、2品とも好評価を頂き、無事修了証を頂くことができました。今後の励みになりました。
写真は本日の試作会に出された作品の一部です。いずれの作品も今後の参考になりました。
ひときは目を引くケーキはすべてお米と野菜でできており、驚かされました。これを作られた方は8年前にこの教室に初めて来たといいます。この日師範科を修了されました。
(千々輪)
道志産の本わさびです!
横浜市の水源地である道志村は「水源地」と名乗るだけあってきれいな水が豊富です!
村内には水道を引いているお宅もありますが、沢の清水や井戸水だけでも充分なくらい水に恵まれています。
そんな水源地の磨かれた水で育つわさびを見にいきました!
今後わさびを水のPRを兼ねた商品としてもっと売り出したい!と思い、今回はそのご相談です。
道志村での味噌づくりの様子を紹介していただきました!!
掲載していただいたのは『JAPAN MISO PRESS』という「味噌の素晴らしさを伝える情報誌」です!
きっかけは今年9月。
横浜市水道局さんからの紹介で『Miso Girl』さんとのご縁ができたことからです。
村の食生活改善推進員の方が主催し、役場の住民健康課が事務局となって行っているヘルシークッキング事業に参加しました。
この日のテーマは「減塩」。すべて薄味でした。特にすいとん(写真左端)は薄く感じ、みなさん同じ感想でした。
このような事業を昭和53年より住民主体で行っていることを知らなかったので、今回の経験は「食」に興味のある私にとっては良い刺激になりました。今期中に推進員の方々を巻き込んで、「重ね煮」の料理法講習会を開きたいと思っています。
【写真】左から、すいとん、卵トマト丼、緑茶、豆腐とえびの蒸し物
(千々輪)
12月1日、3日の2日間の日程で県立農業大学校(北杜市)で開催されたバックホウの講習会に参加してきました。
3日は晴れたのですが、一日中外での実習は時折風が強く吹いてとても寒かったです。
無事講習を修了することができ、車を駐車した場所から見ると富士山が良く見えました。
バックホウの免許を取ってどうするのかって?それはこの寒い道志の農業にちょっとした暖かい風を吹かせたいと思ったからです。詳しくはまた来年。
(千々輪)
協力隊による季刊誌『道志手帖』最新号がもうじき完成します。来月配布の予定です。
今号も盛りだくさんです。
新連載「道志林業人列伝」がスタート、好評連載絵地図では、板橋地区を取り上げます。
また、道志村に初めてともった電灯の記憶を取材した聞き書きを掲載します。
特集は「養蚕」。
お蚕さんに関わった人たちの記憶と、今ものこる道具や痕跡の数々を取材しました。
左は今号の表紙です。なんの写真かわかりますか?
今も残る、数十年前は当たり前にあった、暮らしの「跡」です。
続きは、最新号をどうぞお楽しみに。(香西)
マクロビオテック(穀菜食)の料理法講習会「一彗のクッキング」に通っています。今日は初級最終回。自分の体質に合った作品もぜひ持ってきてくださいとのことで、私は自分の小麦粉を挽いて作ったクレープにしました。中身はリンゴと干ブドウを煮てくるみました。クレープは薄く焼けず、家内に手伝ったもらいました。簡単そうで難しいものです。
また、オレンジ色をしたあやこまち、白い色をしたシモンの二種類のサツマイモも圧力鍋で蒸して持って行きました。いずれも好評でした。(千々輪)
みなもと体験館の11月の月一イベントは恒例の蔓(つる)をつかった籠・リース作りに加え、糸ノコを使ったクリスマスツリー作りを行いました。ツリーは私の出した企画案で、みなもとに採用してもらったものです。11月23日(日)、連休の中日にもかかわらず、合計23名の方が参加、うち15名ほどがツリー作りを行いました。私があらかじめ用意した型は一型だけで、基本的な作り方を説明し自由な発想で作ってもらいました。
大人はおおむね私の用意した型どうりに作ったのですが、子供たちは個性的な作品を作っていました。手前の二つは自由な発想で作られたツリーで、その2つの作品の☆の間、後方に少し映っているのが私の用意した型を基にしたツリーです。
こういう作品を見ると刺激を受けます。また新たなアイディアで試作品を作りたいと思います。
なお、このツリーは道志村のヒノキの間伐材を利用しました。
(千々輪)
山梨県立農業大学校でぼかし肥料作りの講習会に参加してきました。
耕作放棄地を借りて自然農法で栽培をしたものの、初めての夏野菜の栽培が悲劇的な状況を見て肥料を使うことに心が傾きました。
とはいえ、化成肥料を使うのは抵抗がありました。そこでぼかしをペレット状にした肥料を玉ねぎ用に使ってみたのですが匂いが臭くて、それを使い続けることにも抵抗を感じていました。
今回の学びを参考に、少しずつ野菜に適した土壌にしていきます。
(千々輪)
昨日、相模原の藤野で行われた「種市」に行ってきました。種市の説明は以下参照ください。
http://www.organic-base.com/topic/tane/
なんと中嶌さんが作ったしょうゆ絞り機とほぼ同じ形をしたしょうゆ絞りの実演をしていました。
しょうゆ絞りを行っていたのは「ちーむゴエモン」という相模湖近辺の里山暮らしを楽しむ人が集まって作った団体で、3年前に復刻して試行錯誤で行っているとのこと。面白い人たちがいるものです。こういう人たちを身近で見ると刺激を受けます。
絞りたての生醤油はその場で瓶詰めし販売していました。紫色のしょうゆとビンの形とラベルが実によかったです。
(千々輪)
東京・高尾駅から車で15分ほど陣馬山方面に行った里山に浄福寺があります。
住職の娘さんであるヒロさんがこのお寺を使っていろいろなイベントを開いているのですが、本日船越耕太さんを招いて重ね煮の講習会があり参加してきました。以前よりキャンセル待ちをしていたので参加できて幸運でした。
料理の話より気持ちの持ち方や食材に向き合う姿勢についてのお話がほどんでしたが、若いエネルギーあふれる内容でした。
料理だけでいえば、非常に若い感性を持ったマクロビオテックといえます。この日のお料理はどれもおいしく頂きましたが、右端に映っているたくあんが格別のおいしさでした。漬物好きではない私でもおいしいと感じました。
【写真】
左:境内の中での料理の様子、後ろに金色の飾りがちらりと見えます。
中:しいたけ、にんじん、玉ねぎの重ね煮をベースにした料理の数々
右:たくあんと白菜漬け
(千々輪)
11月1日~3日まで「やまゆりセンター祭」と題して村の文化祭が行われました。室内には趣味の工芸品や絵、写真、人形等に加え村の小中学生の絵が展示されていました。
2日は芸能発表があり、日本舞踊や大正琴、伝統芸能やフラダンスの披露がありました。
(千々輪)
【写真】
左:センター入り口を飾る見事な菊
中:川原畑の神楽
右:フラダンス
昨日は雨模様でしたが、今日は晴れ。道志道の駅はたくさんの人でにぎわいました。私は今日は間伐材の丸太切り体験を主に手伝っていました。丸太より切りやすい竹も用意しました。以下は昨日写真に撮れなかった芝生広場の様子です。
ちなみに、R413祭のメインイベントD‐1の優勝者は紅椿の湯の「鴨汁クレソンうどん」でした。
(千々輪)
【写真】
左:芝生広場のフワフワの遊具、みなもと体験館も木工で出店
中:丸太切りを手伝う大野さん
右:大根とカブを売る中嶌さん
今年もR413フェスティバルがやってきました。そのメインイベントが道志村のご当地グルメコンテストD-1グランプリです。DはDOUSHIの”D”です。会場は道志道の駅。
協力隊は井口さんが「試し切り石コロッケ」で出場、中嶌さんが軽トラ市で大きなカブと大根を破格の安値で売ってます。大野さんは間伐したヒノキの丸太切り体験とコースターづくりを行っています。香西さんは青空バザーで子供服販売を主に手伝っています。私は本部や他の手の足りない所をお手伝いしてます。
D-1グランプリは明日まで、人気の食べ物は午後になると完売するところもあります。今年は2年連続優勝の商工会女性部が競争に参加しないので接戦が予想されます。(千々輪)
今年6月の田植えから早5ヶ月弱。
いよいよ稲刈りの時期がやってきました!
道志村のなかでもかなり最後に近い稲刈り・・・
周りの田んぼの方からは「いつ刈るだぁ?」としょっちゅう聞かれていました 笑
この日は雲ひとつない秋晴れ!
がんばって育てた田んぼ2枚、34アールを半日かけて刈っていきます〜!
6月に植えた稲の収穫を行いました。村の収穫では遅いほうです。香西さんが助けに来てくれました。彼女の力を借りても半日かかりました。機械で刈るのとは違い、鎌でサクサクと音をたてて刈ってくのは心地よかったです。
これから乾燥、脱穀、籾摺りと、新米を頂くまでにはまだ手間がかかりますが、まずはひと段落。(千々輪)
【写真】
左:いたずらばっかりの息子。走り回ったり、稲をふんずけたり、ご覧のように香西さんに抱き付いたり。・・・いつか戦力になってね。
右:私よりもほだがけを見てください。ほだがけの上に張るシートをきれいにできず。みなさんどうやってきれいに張っているのでしょう。
台風19号は無事通り過ぎました。大きな被害は村内では無かったようで良かったです。
本日14日は晴天となりました。
道志川は水は茶色く濁っていませんでしたが増水していました。七滝もいつもより豪快に水を落としていました。
【写真】
上: 国道413号線 大室橋より撮影
下: 国道413号線 レストランホロホロの近くより撮影
(千々輪)
山梨県民は平成24年度より一人年間500円の森林環境税を取られており、これは県の約77.8%を占める森林整備に役立てられています。
県主催でその環境税を活用した森林整備現場の見学会があり、勉強のため参加してきました。郡内と国中の2コースがあり、昨日開催の郡内コースに参加。25名の参加がありました。
山梨県の森林率は全国5位、うち44%が県有林という全国的にもまれな存在とのこと。県の森林環境部森林環境総務課の方の解説の受けながら都留市の間伐林の見学を行った後、間伐材を活用した炭製品や炭を肥料に使った野菜やその野菜を使ったジャラートを商品化している株式会社炭香に立ち寄り、その取組みを紹介して頂きました。写真右と中が見学の様子、左が炭香の商品の一つ炭の招き猫です。
また富士山科学研究所に行き、富士山ろくの森林について研究員の方から解説を受けました。
(千々輪)
台風18号は大型とのことで警戒していましたが、大雨だけで風はありませんでした。
6日午前10時には村の一部地域で避難準備勧告が出されましたが、1時間半で解除され正午から台風一過の晴天でした。通行止めだった道路も午後1時にはゲートが開かれました。この日は雨で自宅待機でしたので、酒まんじゅう作りを久しぶりに行いました。今回は一人であんこ作りからやったのですが、まずまずの出来でした。
「道志手帖」の「食べたい知りたい道志の味」の取材でお世話になった佐藤製パンのおばちゃん・智子さんが9月にお亡くなりになり、先日お線香をあげさせて頂きに伺いました。酒まんじゅうについて熱心に研究されており、8月にお店でお目にかかった時もお元気でしたので、訃報に驚きました。まだまだプロ味にはかないませんが、自分なりの味を出せるようにしたいと思っています。
今日と昨日は芋掘りを行いました。道志の清流と土壌が育んだ芋で焼酎を作る新しい村の試みのお手伝いです。
手掘りりで丁寧に掘り、重さによって選別しました。私は今日の午後から参加したのですが、思いの他暑かったので汗だくでした。
2日間フル参加した中嶌くんは疲れ気味。カメラを向けてもご覧のようにいつもの笑顔でのポーズは決まらず・・・。お疲れ様でした。
(千々輪)
今月、9月8日は《中秋の名月 十五夜》でした!
この十五夜、道志村ではちょっと変わった習慣があって、しかもこどもたちにとってはウハウハな行事だったのです!!
なんと、お団子やお供え物、たくさんのお菓子をあちこちの家中からもらい回るのです!!
家を訪ね、お団子をパクっと食べ、置かれているお菓子を手持ちの袋にどんどん詰め込みます!
十五夜を終えて帰って来るこどもは皆、サンタクロースのようにお菓子いっぱいの袋を提げていました(*´∇`*)
ただのお月見ではない道志村の十五夜。
その様子を山梨放送(YBS)の「ててて!TV」という番組で取り上げていただきました!
放送の内容は「こちら」から!
撮影の裏側↓↓↓
道志村のこどもたち、その親御さんたちにご協力いただいての撮影でした。
恥ずかしがっていたこどもたちも、十五夜がはじまればもう夢中!
あっちこっちを走り回っていました。
昨日は朝は雨でしたが、正午には晴れました。1月17日にブログに載せたボルダリングができる巨石に問い合わせがあったので、お昼に再び見てきました。
すると岩の上にボルトが打たれ確保点が作られており途中に一本ボルトが打たれていました。
下の写真は左から
・ボルダリングができる巨石二つ
・1月にブログに載せた岩の全景(高さ4mくらい)
・新たに打たれていたボルト
・岩の頂点に作られていた確保点
ボルダリングを楽しみたい方は水源の森の駐車場に停めて歩いて岩場まで来てください。
トイレは蕎麦屋にあります。お帰りには蕎麦をぜひご賞味ください。
これから寒くなるので道志の湯もしくは紅椿の湯に立ち寄って頂けると全身の緊張がほぐ
れると思います。
(千々輪)
大栗の国道沿いには昨年4月、はじめて協力隊3人がこの村で活動を始めた際に借りた畑があり、のぼり旗を立てていました。
この旗は1年以上風雪に耐えていたのですが、次第に蔓がからまって見えなくなっていたのですが、気が付くと電信柱の支柱に付け替えてられていました。香西さんに聞いたところ、知らないとのことで、どなたかご近所の方が見るに見かねて親切にも付け替えてくれたのだと思います。(千々輪)
21日(日)みなもと体験館の竹のイベントは22名と多数の方のご参加を頂きました。
ご参加頂いた皆様ありがとうございました。
22名のうちリピーターの方が11名と半数を占めていました。ネットを見て参加頂いた
方が10名とほぼ半分、残念ながら新たにチラシを配布したところでこのイベントを知り
参加された方はいませんでした。
写真は竹筒の飯盒炊飯をしている様子です。事前の練習では竹が燃えて底に穴が
空き、焦げ臭いご飯になってしまったのですが、この日は成功し、少しですがお客様
に味わって頂けました。
私、当日の朝は急な消防団の出動があったですが、幸いイベント開始前に終わり、
かつ天気にも恵まれ、多数の参加者もあり、充実した一日でした。 (千々輪)
収穫した小麦は適当な石臼がみつからないまま、保管していました。
かつては村内のどの家にもあった石臼ですが、いまでは漬物石になっていたり庭石になっていたりしています。
集落内で程度の良い石臼を貸してもらえたのですが、上側しかなく、かつ目立てをしなければいけないものでした。
結局、写真のような手動式製粉機を自費で購入しました。
(活動費では備品類は購入できないため)
方法は、この製粉機で製粉し60メッシュの篩にかけ、フスマと粉に分けます。これを3回繰り返します。250gの全粒粉を取るまで1時間半くらいかかりました。
ところが、製粉して作ったスコーンがどうにもジャリジャリ感があり、食べられず。唐箕がけと篩がけをして保管したのですが、小麦と同じ重さや大きさの砂利が取り除けていなかったのです。
来週、使う量だけ洗って再度砂利をこまめに取り除き、乾かした上で再度製粉します。
こんな手間をかけるのであれば、やっぱり買った方が安いということになりますよね。
(千々輪)
昨年八月から活動を始めた私にとって、春野菜は初めてでしたが、あまりの出来の悪さに悩みました。これでは協力隊が終わったら「くいっぱぐれ」です。
そこで野菜を育てる土壌そのものを知るため、地温をデジタル測定器で地温を測定してみました。
100㎝掘り下げて10㎝毎に測定してみたのですが、地表から10㎝:26°、20㎝:24°、30㎝25°、40㎝24°、50㎝:24°、60㎝~100㎝:23°となりました。地上から20㎝のところで固い層があり、ここで地温がその上より2℃も低くなっていることが分かりました。
もともとこの畑は田圃だったことからこのような固い層があるのです。土の中をいじくるのは良くないと思うのですが、この層の一部を壊し、水はけをよくすることで野菜作りに適した畑にできるのではないかと思っています。
PHも測定してみたところ、6.5と出ましたので、ほとんどの野菜作りに適した酸性度だと思います。
(千々輪)
9月5日発売「うかたま」秋号(農文協)に連載「耕す女子たち」として協力隊を取り上げていただきました。
読者プレゼントでは、井口さんのピクルスと道志手帖のセットを扱っていただいています。ぜひご覧ください!(香西)
季刊「うかたま」
みなもと体験館9月の月一イベントのチラシを恵ちゃんが作ってくれました。センス抜群です!
今回も私が企画段階から参加したものです。7月のイベント失敗の経験を活かして広く宣伝することにしました。
新しく試みたのは以下5点です。
1.近隣の都留市、相模原市藤野でのチラシ配布もしくは掲示
2.久保吊り橋、野原吊り橋でのチラシ掲示
3.体験館近隣のキャンプ場の事務所にチラシを置かせてもらう
4.道の駅の情報コーナーにチラシを置かせてもらう
5.道の駅、道志の湯に置いた「道志手帖」最新号にチラシ差し込み
Webだけに頼らず、古いやり方で地道に攻めてます。
(千々輪)
『道志手帖』第5号ができました。
今日から「道志手帖ダウンロード」ページからもダウンロードできます。
冊子の郵送も致しますので、ご希望のかたはこちらからお申し込みください。
村内では、道の駅、やまゆりセンター、診療所、紅椿の湯、みなもと体験館等で読むことができます。
今号の特集は「水」。
ほかにも川原畑地区の夏祭りや「蜂塚」についてご紹介します。連載は、「酒まんじゅう」や「笹久根」絵地図、「しょうゆ麹ができるまで」など、盛りだくさんの内容になっています。
ぜひご覧ください!
(香西)
秋のような涼しい日が続いている道志村です。
昨年と同じく、今年も大豆を栽培しております!
7月の種まきから1か月半ほどたった大豆の様子をご紹介します!
こちらは7月上旬の様子。
にょきにょき芽が出てきました!
鳥に食べられないかヒヤヒヤしました(・・;)
8月ですがすっかり涼しくなり輝けるどうしの夏は終わった感があります。
夏の風物詩の花火。山梨県民は花火好きとのこと。調べてみると今年ある会社が会員にアンケートをとり、県別に集計したところ、
花火の場所取りにかける時間は山梨県民が3.9時間と最長
→花火にたいするモチベーションが高い
→花火好き
になったようです。
ここ人口約1900人の道志村では私が知る限り、①ホタル祭り、②青年団主催納涼盆踊り・花火大会、③久保地区の盆踊り、④大渡キャンプ場の花火大会と4回もありました。以前住んでいた人口約5万9000人の愛知県みよし市の夏の花火は1回。小さな村ですが、確かに花火好きの県民性は実証されたといえましょう。
(千々輪)
道志村・みなもと体験館の9月のイベントは竹をテーマにしています。村内の耕作放棄地などにどんどん伸してくるやっかいもの扱いされている竹を伐採し、おもちゃにしたり、竹の箸やコップを作りを行います。大人から子供(小学生)まで幅広い年齢を対象にしています。これには私も企画から携わっており、チラシは香西さんにお願いしました。お盆が過ぎるとめっきり来村の家族連れが少なくなりますが、このイベントを成功させたいと思います。
右は「竹ぽっくり」小学1年生でもノコギリを使ったことがあれば、比較的簡単に出来る上に、パカパカと心地よい音をたてて歩け、小学生に人気です。やはりプラスチックとは違う自然素材のおもちゃの良さを子供は知っているんですね。
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みなもと体験館9月のイベント
日時:9月21日(日) 10:00~17:00
※手作りの昼食付き
連絡先:みなもと体験館 0554-20-4688
(千々輪)
道志手帖第五号、
今回の特集は、「水」。道志川が舞台です。
「川あそびの記憶」
〜川ガキを訪ねて。昔から子どもたちに受け継がれてきた漁法「かじり」に迫ります。
「水と会う」
〜私たちの飲み水を辿る旅。水源ツアーのご報告です。
どうぞお楽しみに。
道志手帖5号、アップロードは8月29日の予定です。(香西)
ご無沙汰のなかじまです!
先月末、ひょんなきっかけから日本一周、田舎を巡る旅をされている菊地さんという方とお会いしました!
なんでも、道志村が「日本で最も美しい村連合」に加盟していることから興味を持っていただいたそうです!
「日本で最も美しい村連合」とは「失ったら二度と取り戻せない日本の農山漁村の景観・文化を守りつつ、最も美しい村としての自立を目指す運動」(一部引用)とあり、山梨県内では道志村と早川町のみが加盟しています。
さて、田舎を旅しているという菊地さん。
【coinaca】というサイトで全国の旅の様子を発信しています!
様々な切り口でたくさんの地域が紹介されており、旅に行きたくなるようです(^^)
数々の地域を回るなかで、ここ道志村でお会いできたこともきっと何かのご縁。
道志村のあちこちを見ていただきました!
拓哉君と一緒に子供たちの間伐体験に行ってきました。この日は8人中6人がのこぎりを使ったこともない子供たち。しかも小学校低学年が多く、だいぶ難しいな~と思っていました。
上の写真は林業のお兄さん、水越さんによる伐倒のレクチャーです。この後枝払いでのこぎりの練習をして、樹皮をはぎました。その後自分たちで受け口、追い口を作って伐倒。なんとか時間内にメニューをこなせました。最後に水越さんが自分たちが伐倒した木を各自好きな大きさに輪切りにしてくれお土産にしたのが好評でした。(千々輪)
413号線の四里塚の先に川に降りる目立たない道があるのですが、ここに人知れず謎の看板があります。
地域としては椿になるので和出村とは関係なさそうですが、
「わでっち」とは何なのか。
(千々輪)
道志川左岸にある大室指の林道を少し歩いてきました。ちょうど笹久根集落の対岸になります。ここも手つかずのスギ、ヒノキの人工林が目にとまりました。林道がついて木が出しやすくなった場所でもこうして人工林がそのまま残されています。村の山にはこうした森が沢山残されていて間伐や搬出の仕事も沢山できそうです。(千々輪)
草地と化していた大栗の畑を耕し、いんげん豆とあずき、おくら、モロヘイヤの種を植えました。活躍したのはホンダの家庭菜園用耕運機、ピアンタ。今回ある雑誌の取材のために借りたものです。
畝立てのオプションもあり、燃料は家庭用ガスボンベなのでセットも簡単。大栗の畑(約40㎡)ぐらいならちょうどよいサイズでした。右の写真は仕事を終えて水浴びしたビアンタくんです。(千々輪)
道の駅につい先日、新商品の野菜のジャラートが登場しました。
本日昼食後のデザートに頂きました。カボチャとにんじんのジェラートで素材の味が活きた夏にピッタリの新商品でした。ハーゲンダッツも野菜のアイスクリームを出し、アイスのここ最近のトレンドにも見事にマッチしています。
価格は380円、ぜひ「道の駅どうし」に立ち寄ったついでに、また道志ポークカレーのデザートに食べてみてください。
なお、今後季節の野菜が入れ替わりで登場するとのこと。今後も楽しみです。(千々輪)
神地にあるフィッシングセンターにて第二十八回道志村ほたる祭りが開催されました。
昼は魚のつかみ取りや出店が出て賑わっていました。
夜七時半からは蛍の柔らかい光をフィッシングセンターのせせらぎや池で鑑賞しました。残念ながら写真の腕前が悪く、夜は上手く撮影できなかったのですが、写真より実際に蛍の光を見た方が感動しますのでぜひ夏の夜に一度見に来てください。
なお子供が小さいので八時半からの花火は見ずに帰ってきました。(千々輪)
台風でぬれた麦たちも昨日の太陽ですっかり乾いたので麦の脱穀を行いました。
大家さんの家にあった足踏み脱穀機を義父が修理してくれたので使ってみました。
十分使えましたのですべての麦を脱穀することができました。初めてのことでしたが前段取りと後片づけを含め3時間で終わりました。非電化製品で構造が単純な昔の道具は長持ちしますね。昔の日本人の知恵に改めて感心させられました。来週は唐箕がけをします。(千々輪)
7月10日(木)14時からやまゆりセンターにて、地域おこし協力隊の活動報告会をおこなうことができました。これまでの活動を報告し、今後の計画を一人一人発表しました。あいにくの悪天候にもかかわらず、多くのかたにお越し頂きました。来てくださったみなさま、この機会を設けてくださったみなさま、本当にありがとうございました。(香西)
7月5〜6日、一泊二日で水源を辿るツアーをおこないました。主催は神奈川大学などの学生団体「ルーズリーフ」です。協力隊は送迎や現地の案内をしました。
プログラムは川井浄水場の見学、水源をたどり、水源の水でコーヒーをいれて飲む、水をテーマにした映画鑑賞、木の駅・薪ボイラー見学、雄滝雌滝、試し切り岩でのネイチャーワーク、みなもと体験館での箸づくりなど、2日間で盛りだくさんの内容でした。
参加者は神奈川大学、東京農業大学などの学生や社会人合わせて20名。最後はみんなで感想や、今後道志村でやりたいことを出し合いました。学生が主体となってツアーを企画し参加者を募集して村に来てくれたのは今回が初めての試みでした。今後どんな展開がうまれるか、楽しみです。今回の報告は「道志手帖」次号に詳しく掲載予定です。(香西)
4月から始まった都留文科大学の授業も今日で体験は最後です。今日は白井平地区の山で間伐とベルトスリングを使った搬出、玉切りをおこないました。
今回はノコギリでの伐倒後、木の皮をむいてみました。皮をきれいにむく作業は、木が水を吸い上げている今の時期にしかできません。切れ目をいれるとおもしろいようにきれいに皮がむけ、学生に好評でした。
むいた木の肌はすべらかで、さわるとぬれていて、木が水を吸っていることがわかります。
体験後は温泉にはいってもらいます。来週は大学で報告会、8月には有志でBBQを企画中です。(香西)
6月29日(日)、横浜から10名強の参加者が道志村を訪れ、野草摘みと間伐体験をしました。
雨が心配でしたが、当日は晴れ間がひろがりました。
谷相地区で野草摘みのあと、鹿肉カレーとサラダ、野草のランチをつくって食べ、午後は間伐体験です。山では、三つ葉、たらの芽、フキ、わらび、桑の実、シオデ、サンショウ、セリなど、まだ食べられる野草がいっぱいありました。
鹿肉カレー、サラダの食材は、ほぼすべて道の駅で調達した道志産。おいしかったです。
午後の間伐は手ノコで20センチ級のスギを伐倒。雨にふられずに無事終了しました。(香西)
みなもと体験館(旧道志小学校久保分校)の梅狩りと梅酒づくり体験の手伝いに行ってきました。みなもと体験館の月一イベントにはほぼ毎月手伝いとして参加させて頂いています。
今回は前もってきちんと下草が刈られた梅林の下で鈴なりの梅を取り、がんどう庵で梅酒に漬けました。一仕事終わって参加者の皆さんと一緒に食べたもろきゅう、きゃらぶき、山椒の実の佃煮美味しかったです。
なお、私も梅のおすそ分けを頂き、家で梅干しにすることにしました。昨年は引っ越しで梅干しづくりが出来なかったのすが、今年は既に家内が2種類作りました。この梅を使ってもう一種類作り方を変えてできます。(千々輪)
今夏から村内に3反ほどの田んぼをお借りして米づくりをおこなっています!
つくるお米は解剖学者である養老孟司さんに名付けていただいた「どうし米」です!
特有の種籾、栽培方法でつくられるもので、ブランド化を視野に入れたものとなっています。
(写真はサンプル品です)
さかのぼること6月初め。
田んぼの作業に追われていました^^;
道志村での米づくりは初めての連続です。
20日、千々輪さんの借りている、久保の田んぼの田植えをお手伝いしました。国道沿いに小さな田んぼが2枚。草地になっていたところを、千々輪さんがいちから耕耘し、あぜをつくり、水見をして、苗も籾から育てました。植えたのは、あきたこまちと、黒米です。田植えは1時間ほどで終了。おおきくなるのが楽しみです。
久保分校近くには木いちごが実をつけていました。(香西)
なかじまです!
今年、新たな畑を借り受けて大豆栽培をすることにしました!
広さはおおよそ1反。
しばらく使われていない農地です。
草を刈らなきゃなぁ〜と思っていながら6月を迎えました。
すると畑は一面草だらけに・・・(・・;)
草は大きいもので胸までありました。
恐るべし草の成長!!
まずは遊休地解消の第一歩、草刈りをしました!
刈払機や自走式草刈機を最大限活用してここまできれいになりました!
劇的ビフォーアフター!!
4月から、毎週金曜日に都留文科大学 環境・コミュニティ創造専攻の1年生が授業の一環で道志村に来ています。
20人×3グループがそれぞれ3回道志に来て、森林の現状や木の駅の取り組みについて学び、木材搬出や薪割りの体験をします。雨の日には協力隊の活動について話を聞いてもらいました。最終回には大学で学生によるまとめの報告会が予定されています。(香西)
6月9日、12時からやまゆりセンターにて「道楽会」の定例会がひらかれました。
千々輪さんと香西でおじゃましました。「道志手帖」最新号を紹介していただきました。
「道楽会」とは、「道志の暮らしを楽しむ会」です。
おもに別荘のかたや新しく道志に移住してきたかたを中心としたネットワークです。
今回は30名強が集まり、ゲストに議員さんを迎え、さまざまな話がでました。(街灯の設置、道志の湯、交通問題、テレビのアンテナ、告知端末の設置、ゴミステーションの問題等)
また「新しい道志を考える会」のお知らせがありました。
これは住民有志が集まり立ち上げた会で、村政を学ぶ勉強会を開いて課題を探り、村に政策提言していくものです。
会ではこれまでに交通手段の改善を村へ要望したり、食育の講演会に参加したりしてきました。6月14日には村の福祉・医療を考える学習懇談会が開かれるそうです。(山梨日日新聞6月6日朝刊掲載記事より)
「道楽会」は協力隊としていつも呼んでいただき、いろいろなお話が聞ける貴重な機会になっています。(香西)
5月11日第6回道志村トレイルレースが開催されました。我々5人もスタッフとして前日から手伝いをしました。大きなケガや事故もなく、
17日(土)5:30~放送の「ズームインサタデー」内で
協力隊中嶌くんが【道志村のむら自慢】をします!!!
道志村のあんなもの、こんなことをご紹介する予定です!
朝早い放送ですが、ぜひご覧ください!(^^)
(香西)
本日16時20分から
YBS山梨放送「ててて!TV」に協力隊中嶌くんが出演します!!
特集「道志村のしょうゆ造り文化の今」として取り上げられます。
ぜひご覧ください!
(香西)
・番組アーカイブはこちら
協力隊の活動と、道志村の暮らしを発信していく季刊誌「道志手帖」4号ができました。
連休明けからお届けしていきます。
どうぞお楽しみに!
*道志手帖を読むには… こちら
〈道志手帖4号目次〉
特集 雪を乗り越えて
団子焼きのこと
穴蔵仕込み味噌を訪ねて…
食べたい知りたい道志の味 ふたくちめ「ちんちりもち(薄焼き)」
大室指絵地図
など
(香西)
タラの芽畑を始めるに当たり先日新たにお借りした耕作放棄地の草刈をしました。
今日は隣のタラの芽畑から根を掘り、直径1㎝くらいの根を15㎝ほどに切って畝を作って植えました。
畝づくりはスコップでクズの根を掘り起こしながらの作業で、今日は時間もないためとりあえず一列作ってみました。
来年1mほどに育っていなければ失敗だそうです。夏は雑草に負けないよう手入れをしてあげないといけません。
来年の春に自分で育てたタラの芽の天ぷらを食べるのが楽しみです。(千々輪)
久保から笹久根の堰堤まで道志渓谷を歩いてきました。
これは、7月27日(日)にみなもと体験館主催のイベント「道志渓谷探検」の下見のためです。このイベントは私たち協力隊の二名、中嶌と千々輪が協力して行うものです。
雪が多かったため、水が思いの他冷たく水量も多かったです。
月夜野から笹久根までは谷が全体に深く国道からは全く道志川本流の様子が見えませんが、夏には楽しく遊べる場所が多くあります。イベント当日は快晴の下、子供も大人も川遊びができることを祈っています。
なお、この日は笹久根の堰堤からのダイブは無しでした。(千々輪)
4回に渡った醤油仕込みのご紹介もついに最終回を迎えました!
手づくりの醤油(もろみ)の完成の様子です!
穴蔵から出す直前の麹たちです。
3日前はただの煮豆だった大豆が見事に真っ黄色になりました!
醤油仕込みも後半戦!
これまで順調に麹ができてきました!
3日目の朝の様子はこちら!
「よく麹が寝えってる(麹菌が殖えている)わ〜」とお墨付きをいただきました!
大豆は全体が黄色くなり、かなり発熱が進んできました!
ここで2度目の手入れをします。
麹蓋にくっついた麹、塊になった大豆をよくほぐしていきます。
麹蓋の枚数があるため、穴蔵のなかで汗ばみながらの作業です。
(カメラも曇ります・・・)
穴蔵への麹の投入から1晩明け、2日目の朝を迎えました!
麹の様子は・・・いかに!?!?
うっすらと大豆が白く粉の吹いたようになっています!!!
麹菌が増殖をはじめた証拠です!
一安心です(*´ー`*)
前回の麦炒りから1週間。
いよいよ醤油の麹(もろみの素)をつくる作業に入りました!!
作業の流れをご紹介します!
まずは朝から大豆を洗う作業です!
大豆は道志産100%の大豆です。
用意した大豆30kgのうち、半量は昨年私が栽培したものです。
自分つくった大豆が入っているから、醤油への愛着も強くなります。
昨年11月に続き、道志村トレイルレースの下見に行ってきました!
道志村観光協会の方の案内のもと、コースの整備をおこないました。
前回の記事はこちらから〜
いよいよ1か月後となった道志村のトレイルレース!
すでに申込み定員に達し、たくさんの方々からのエントリーをいただいているそうです!
場所によっては2月の大雪が未だに残っていました(・・;)
しかも、木が密集しているために日光が入らず、雪解けを遅らせていました。。
5月のトレイルレース本番までには解けてくれるといいなぁ〜
道志村では「世代を超えて安心して暮らせる村づくり事業」として【買い物ツアー】を企画、実施しています!
月に1回、移動手段を持たない方を対象に道志村から買い物ツアーバスを運行しています。
お出かけ先は主に富士吉田市や富士河口湖町周辺となっています。
参加者のみなさんでわいわい買い物をし、みんなでお昼ご飯を食べ、車中ではたくさんのお話が飛び交います!
そんな買い物ツアーに今回は私たち協力隊もおじゃましました!
買い物場所に着くと、参加者のみなさんはカゴを手に取り、思い思いの買い物に向かいます。
毎月おこなわれているこの買い物ツアーに合わせて、買い物リストをつくって参加されていました!
買い物は選ぶのが大きな楽しみだと言います!
協力隊2年目を迎えた中嶌です!
今年は2年目、勝負の年だと思っています!
今年度もよろしくお願いいたします!
さて、道志村に来て「醤油をつくりたい!」という想いを持ち続けていた中嶌ですが、いよいよその想いが現実のものとなる日がやってきました!!
昨年度の1年間、村のあちこちで「醤油〜醤油〜」と言い続けた甲斐がありました(笑)
地域の方も「それじゃあ一緒に醤油つくるか〜」と協力してくださり、この日を迎えることができました!ありがとうございます。
まず、醤油づくりのおおまかな流れをご紹介します。
①小麦を炒って粗挽きにする
[醤油の香ばしさや小麦のデンプンが酵素の作用を受けやすくするためのおこなう]
↓↓
②煮た大豆と挽いた小麦、種麹をよく混ぜ合わせる
[麹菌が大豆や小麦のタンパク質、糖質を旨味に変えていく]
↓↓
③穴蔵(麹室)に②の材料を入れて3日3晩温度管理をする
[麹菌の過ごしやすい環境を整え、麹菌の繁殖を促す]
↓↓
④食塩、水を足して醤油の素“もろみ”が完成!
[ここから1~2年間攪拌(世話)をする]
↓↓
⑤もろみを搾って醤油の出来上がり となります!!
今回は①の麦炒り(注) をおこないました!!
大栗にある畑の様子です。
小麦は植えるのが11月中旬と遅かったので芽が出ないと思いましたが、雪が解け暖かくなると芽が出てきました。ただ成長が雑草との競争で負けそうです。
今日は雑草取りとジャガイモ(メークイン)を植えました。ジャガイモは2列作り千鳥型に植えたのと普通に植えたのと二通り試してみました。
4月7日、境界確定をすすめるため大野さんと山へ行きました。森の手入れをするには、まず境界がわからないとできません。山に入り地図を確認しながら境界に沿って杭をうっていきました。山を歩いているととても気持ちがいいお天気です。林内には鹿のフンと、ヤシャブシの実がたくさん落ちていました。(香西)
先日久保野原遊歩道を歩きました。山は雪はほとんど溶けていますが、草花はまだです。ウメの林ではいくつかほころび始め、久保の吊り橋近くではフサザクラの赤い花が咲いていました。足元をみれば、殻の外れた明るい赤や黄のドングリが散らばっていました。(香西)
小麦を播いてから約140日。
厳しい道志村の冬と、前代未聞の2月の大雪を乗り越えられたのか!?
小麦畑を見に行きました!
すると・・・・・
・・・・ん??
小麦はどこか行っちゃったの・・・??
3月15日(土)東京・池袋サンシャインシティーで開催された「地域おこし協力隊全国サミット」(主催:総務省)に5人で参加してきました。
シンポジウムでは総務省の施策説明、明治大学教授・小田切先生の基調講演や18の地域からの活動報告がありました。別の会場では26の地域がブースを出展し活動報告や特産品販売をしていました。我々はブースは出しませんでしたが、季刊誌と観光パンフレットを置かせてもらいました。
「道志手帖」は他の協力隊も手本にしたいと好評でした。
久しぶりに再会する他地域の協力隊員や新しい出会いがあり、情報交換や今後の活動のヒントをもらいました。思いを同じくして日々仕事をしている仲間との話は楽しく、また刺激をうけました。私は同じく今年度から家族連れでき移住したという他地域の協力隊の方との話がはずみました。
夕方6時からの交流会では総務省の方とも直接お話しができ、今後の活動について村役場とどのように折り合いをつけて円滑に活動していくかについてご助言を頂きました。(千々輪)
ようやく春の気配を感じてきたなかじまです!
昨年、全国の協力隊を対象にした研修会がありました!
[研修会の様子はこちらから]
そこで知り合った茨城県笠間市地域おこし協力隊の方とのご縁で、今回茨城県に視察に行くこととなりました。
視察の目的は主に3つ。
①笠間市の協力隊と地域の方との企画イベントの視察
②地域の方々が主催する商店街街コンイベントの視察
③茨城県常陸太田市の協力隊の活動視察 です!
1日目は笠間市での視察です。
まずは午前から籾殻燻炭でおこなう焼き芋/無農薬無肥料栽培イチゴ・小松菜の収穫イベントに行きました!
このイベントは笠間市協力隊の方が地域のこどもたちに向けて、親子間交流や食と生産者をつなげることを目的に企画したそうです。
私も道志村で地域に向けた企画をおこないと思っていたところで、参考にさせていただきました!
以前に山梨日日新聞でしょうゆ搾り器を復刻したことを取り上げていただきました!
すると、新聞の効果は大きいもので、ある日山梨県中央市にお住まいの方から「うちにしょうゆのもろみがあるから搾ってもらえないか」とのお問い合わせをいただきました!
またこの機会に合わせて、道志村のお隣である上野原市からもお客さんがみえました!
こちらの方はいずれご自分でしょうゆづくりをしたいとお考えで、これまた新聞に載った記事を見てお問い合わせいただきました。
しょうゆ、しょうゆと言い続けて約1年・・・
しょうゆをキーワードに道志村の外までつながりができたことをとても嬉しく思いました!
今回はしょうゆ搾り器を改良してからの初めての搾り作業となりました。
こんな感じで手を加えました↓↓
右の写真何だと思います?
山の斜面の草を刈ってそれを束にしたものです。
実はこれと同じものを、「山梨の郷土食」(山梨日日新聞社刊)の「かっちきご飯」の項目で見ました。
それによれば、かつては化学肥料がなく、夏から秋にかけ野山で沢山の草を刈り束ね「にょう」にしておき、田の回りで、にょうを腐らせ春になったら「かっちき」として、水田にそれらを押し切って入れた。それになぞられ、干し椎茸や人参などの家庭にある食材を沢山取り合わせ「かっちきご飯」を作り、五穀豊穣を祈って神棚や仏壇にお供えしてから小正月に家族で食したといいます。
「かっちきご飯」は峡南地区の郷土食として紹介されていますが、道志村の「やしゃー飯」と実にそっくりなのです。
「やしゃー飯」は「道志手帖」3号で記事にしましたが、山梨県の食文化全体を見て記事を書けたらもっと深い味になったなと思いました。
ひょんなことから「柿渋」を入手しました!
でも何に使えるの?どう使えるの?そう思ってGoogleさんに聞いてみました!
するとこんなことがわかりました↓↓
「柿渋は江戸時代以前から、防水・防腐・防虫塗料や染料、漢方薬として使われてきた」
「醤油や日本酒を搾る際の布袋には柿渋が塗られていた」
「近年では化学物質を出さない自然塗料として家屋の塗装にも使われている」
なんて柿渋はすばらしいのでしょう!!
道志村の醤油づくりに関心を持っている私にとって柿渋は一気にとても魅力的なものとなりました!
そこで思いついたのが、昨年復刻させた「醤油搾り器」に柿渋塗装をすること。
柿渋だけに木製の搾り機がシブい色合いになり、防水・防腐効果が発揮されるはずです(笑)
醤油搾り器の復刻については《こちら》をご覧ください!
早速柿渋を塗ってみました!
一度塗りから二度塗りにとりかかるところです。
大変お待たせしました。『道志手帖』第3号が本日納品されました!
村内の各世帯へは広報どうしと一緒に、早ければ明日、遅くとも数日中に届きます。
これまで協力隊が一軒ずつ手配りをしていますが、今回は積雪のため、特別に広報と一緒にお送りさせていただきます。
村外のかたでご希望のかたには発送をいたします。ぜひ「道志手帖」(季刊誌)ページからお申し込みください。すでにお申し込みしていただいているかたには数日中に発送いたします。どうぞお楽しみに。
(香西)
昨日山梨県立大学で行われた「農家民泊やまなしフォーラム」に参加してきました。北の勢堂のおかみさん(山口かおるさん)がお話しになるというので応援しに行くとともに、「農家民泊」を知りたかったので勉強も兼ねて行ってきました。
久方ぶりにブログに登場しました、なかじまです!
2月ももう終わりにさしかかっています。
思い返すと、2月の上旬から雪!雪!雪!でした(;_;)
家に帰っても協力隊としても雪をかく日々から今を迎えています。
村内外の多くの方のお力があって、ここ道志村も雪の大混乱から落ち着きを取り戻してきました。ご心配、ご協力いただいた方々、ありがとうございます!
さて、今回はまだたくさんの雪が残るなか、味噌づくりをおこないました!
以前には、道志村の昔ながらの穴蔵をつかった味噌づくりをご紹介しました。
今回は、私がつくるのではなく、甲府市にある山梨県立大学のみなさんをはじめ、7名の方に味噌づくりを体験していただきました!
きっかけはこちら↓↓↓
道志村文化遺産活用地域活性化事業「道志村市民メディアプロジェクト」です!
このプロジェクトは、道志村の暮らしや農林漁業にまつわる技術、民族文化・風習・習わし・祭りといった「里山文化」を収集・保存・発信し継承していくことを目的としています。
特産品や伝統芸能の紹介はもちろんのこと、私の活動のひとつである醤油搾り文化や道志村のこどものあそび、家庭の食、言い伝えまでも発信していこうとプロジェクトが進行中です!
※文化庁「文化遺産を活かした観光振興・地域活性化事業」の支援により行われています。
あるご縁から、このプロジェクトに関わる山梨県立大学の方々や映像演出、ディレクターの方々とお近づきになり、道志村の味噌づくりを動画で発信しようと話が進んでいきました!
しかし!!!
本来なら道志村にある穴蔵で麹づくりや味噌づくりをやりたかったのですが、残雪のために断念・・・
屋内で体験的に味噌づくりを行うことにしました。
せっかくの機会だったのに・・・雪がうらめしいです(>_<)
記録的な大雪から10日後の2月25日午後5時、道志村の避難準備情報は解除されました。
上の写真は野原橋近くの国道413号線の様子です。
左が2月15日、右が2月27日です。
今朝からの雨が雪を溶かしてくれるでしょう。(千々輪)
2月23日(日)日本青年館でシンポジウムが行われました。
「農山漁村地域における地域住民主体の地域資源活用を考える
ー再生可能エネルギー事業の展開と課題ー」
というもので、協力隊 大野さんがパネリストの一人として報告をしました。
シンポジウム開催趣旨
http://jicr.roukyou.gr.jp/blog/archives/2014/0213_1404.php
プログラムは以下です。(チラシより)
第一部 基調講演「地域再生の実践ー農山村コミュニティの可能性を考えるー」小田切徳美さん
第二部 パネル報告
Ⅰ 「再生可能エネルギー地域自給圏の展望とFITの功罪」小林久さん
Ⅱ 「道志村における間伐材のエネルギー利用と新たな展開について」大野航輔さん
Ⅲ 「イタリアのコミュニティ協同組合とネットワークの力」田中夏子さん
Ⅳ 「再生可能エネルギー事業と住民参加ードイツのエネルギー協同組合を中心にー」
全体まとめとコーディネート 甲斐良治さん
香西が当日参加したメモを書いておきます(間違いがあったらご指摘ください)。
パネル報告後のパネルディスカッションでは、冒頭でまとめ
1 エネルギー自給は地域の誇りになる
2 担う組織体制に課題がある
3 利用者の共感を得ることが重要
その後、都市農村交流の重要性、その例として道志村と横浜市の関係、またドイツ・イタリアの共感・合意形成のありかたについてお話がありました。
また、大野さんから他のパネリストのかたへの質問として
1 住民との合意形成はどのようにしたらいいか
2 事業体としてどのような形態がいいか
これについて他のパネリストのかたが答えてくださいました。
1についての回答
・集落の既存の意思決定体制を変える必要があること
・「あなたがやるなら応援する」という関係づくり
・エネルギーそのものに関心を持つ世代はマイノリティであり、それ以外の関心に訴える必要があること(売電収益で地域でなにができるか、地域の困りごとの解決手段として)
・合意形成を促すコーディネート機関が必要(地域のことがよくわかり、一定の距離がある)
・地域のニーズを拾い上げること
2についての回答
・参加者に利益になる仕組みであること
・日本の法律は修正が必要であるが、当分は株式会社でも可ではないか(お金に応じない議決権を決めるなど)
・アイデンティティの醸成の場としてコミュニティ協同組合
・有限会社(お金を早く集められる)
(香西)
2月21日、東京都墨田区で開催されたシンポジウム「里山再生〜明日からできる獣皮活用」に行ってきました。ゆくゆくは道志でも出展できるようになりたいと思いながら、全国の先進地事例を知ることが出来、大変勉強になりました。
出展内容は、各地域ごとの獣皮活用の取り組みについて(活動紹介・革製品の展示・販売)、また、それらの産地を支えるさまざまな団体(企業、メディア、大学、自然学校など)の出展がありました。
プログラムは以下のとおりです。(シンポジウムチラシより)
第一部 パネルディスカッション
「里山の未来を守る産地支援プログラムの創設」
獣皮活用の現状と課題そして継続事業として取り組むために誰が何をすべきか!現場で活躍するパネラーを迎え、獣害対策により排出された獣皮が新たな産地資源として循環型社会を形成するための活路を実体験に基づき提言。自然の恵みを「いただく」に向き合うために知っておきたい知恵と知識が集結します。
パネラー
MATAGIプロジェクト実行委員会委員長 山口明宏氏
岡山県セルプセンター事務局長 田中正幸氏
エゾシカブランド株式会社24K代表取締役 高瀬季理子氏
NPO法人日本エコツーリズムセンター理事 鹿熊勤氏
村楽LLP /一般社団法人リバースプロジェクト 東大史氏
跡見学園女子大学マネジメント学部助教 許伸江氏
モデレーター
墨田区異業種交流グループすみだネット代表 川村裕之氏
第二部 目的別セミナー&展示販売会
知りたいことがすぐわかる!ブースごとの小セミナー開催
「残脂処理講習会」「残脂活用発表」「なめし支援受付」「新商品・ブランド化支援策発表」など、獣皮活用に役立つ情報満載の展示ブースと小セミナーを開催
先進地事例発表とお土産コーナー
「獣皮活用の実用的な製品&獣皮関連出版物&製品化見本の展示販売」など
NPO法人都留環境フォーラムさんを通して集まった15名のボランティアの方々による雪かきが土日に行われました。
私たち協力隊もこの方々と一緒に住民の孤立解消及び保育所・学童保育施設の周辺等の雪かきをしました。ボランティアの方々の中には自前で雪かき機を持参して頂いた方もいらっしゃいました。
ボランティアの方々がいたおかげで、孤立解消は予想以上の速さで終わりました。また、本日からの保育所や学童保育施設の送迎が雪に遮られることなく普段通りできるようになりました。
ありがとうございました。
今日の午前中に自衛隊から空輸で支援物資が届きました。
役場の方が手分けして、買い物に行けない一人暮らし高齢者や高齢者世帯に灯油やレトルトご飯配布すると共に困りごと、破損家屋や倉庫がないかを各集落で聞いて回ることになり、我々もお手伝いをしました。
私も役場の方と二人で大室指から野原までの集落を回りました。幸い物資が必要な方はいらっしゃいませんでした。風邪で寝込んだりされている方もなく、みなさんお元気で安心しました。ただ敷地の関係等で雪捨て場に困っている方は何人かいらっしゃいました。
(千々輪)
2月14日から降り続いた雪は道志村を孤立させました。
道志村の最新の状況については、道志村役場のツイッターをご覧ください。
写真
【左】2月15日午前10時:国道413号線の様子 ~膝までの雪
【右】2月15日午後1時:庭から撮った我家の様子 ~庭先は胸までの雪