協力隊でお餅つきをしました。
野原集落にあるレストラン「たんぽぽ」のマスターのご厚意で、ご自宅用に加え私たちの分のもち米を用意してくれ、一緒に「みなもと体験館」でつきました。「みなもと体験館」では12月にお餅つきを申し込み制で随時行っており、多くの村民の方々にも利用されています。ついた後は「がんどう庵」でのしもち、鏡もち、あんころもちにしてご自宅に持ち帰ります。この日は合計17臼分あり思う存分つかせてもらいました。めったにない機会なので女子だって頑張りまりました。写真は隊員の香西さんと私の妻です。(千々輪)
12月27日御用納めの日に雪が降りました。
翌日のお餅つきの日は幸い天気がよかったのですが、村はまた雪景色となりました。右の写真は「みなもと体験館」の裏にある畑から野原、大渡の集落の方を写したものです。
醤油や味噌には[麹(糀)菌]が欠かせません!
カビの仲間である麹は食品を発酵させることで旨味を生み出します。
その麹を見つけました!
この種麹はしょうゆ専用だそうで、道志村のしょうゆはこの麹菌でつくられていたと聞きます。
板状になっている米麹などは見たことがありますが、種麹は初めて見ました!
12月21日、富士宮でおこなわれた、「くくりわな」のわなづくり講習会に行きました。猟友会の会長さんが講師です。免許を持っている人・いない人、登録をしている人・いない人、さまざまで、10名ほどのかたが集まりました。
道志は前日の雪と雨で路面が凍結し、峠を無事超えられるか不安でしたが、富士宮に来てみるとうってかわって暖かく、作業をしていると汗ばむほどの陽気。
わなの構造は、板で受け皿をつくり、塩ビ管を曲げてワイヤーをセットする枠をつくり、あとはワイヤーに部品を組み立てるだけです。鉄のこを使うのも塩ビ管を曲げるのも初めてでしたが、やってみると意外とシンプルで、道具さえあればこれをお手本にできそう、と思えました。できあがったわなは一人ひとつ持ち帰り。狩猟者登録をしていないとわなを仕掛けてはいけませんが、これで一歩実践に近づくことができます。
突然ですが、これはなんだと思いますか??(^^)
正解は【ちんちりもち】です!
ちんちりもち??と思われるでしょうが、わかりやすく言えばホットケーキのようなものです。
ただホットケーキと違うのはハチミツやバターを使わずに、砂糖醤油で食べることです!
洋風なおかしを和風な砂糖醤油でいただく。
和洋折衷とはまさにこのこと!!
昔、道志村ではこのちんちりもちがおやつのひとつだったといいます。
当時は村内にも小麦畑が多くあり、こうした小麦粉料理がよく食べられていたそうです。
このちんちりもち、道志村の上の地域(山中湖村寄り)と下の地域(相模原市寄り)では呼び方が違ったりします。
上の地域では[うすやき]と言うそうです!
・・・写真を見る限り、うすくはなさそうです(笑)それでもうすやき!
12月18日昼前から道志村に雪が降りました。左は19日朝8時の風景です。野原吊り橋駐車場から南にある畑を撮影したものです。真ん中あたりが私の借りている畑ですが、真っ白でした。
今日は昼から雪の予報。協力隊の車3台は昨日から随時スタッドレスタイヤに交換をしています。今朝はタウンエースのタイヤを交換し、雪に備えました。村内の自動車整備工場で交換したのですが、両国橋から山伏峠まで標高差約1000mの道志村では雪の降り方、溶け方が上と下では違うとのこと。当然、上の方が雪が沢山降ります。
店のおっちゃんによれば、雪道の運転のコツはブレーキをかけないこと。下り道のカーブでブレーキをかければスリップするのでふかすことだそうです。初めての雪道なので気を付けます。
しばらく時間が経ちましたが、今年9月に東京五反田に店を構えるカレー屋さん【カツレツ on the curry びすとろ もちゴリラ】に行ってきました!!!
「五反田に道志村出身の方が開いたカレー屋があるらしい」
ひょんな会話から出たこの情報に、すぐさま飛びつきました!
結論から言えば・・・とにかくうまい!!!
カツレツとカレーの相性は抜群、近くにあったら食べに通いたいこと間違いなしです!
食のレポートはやったことありませんが、インドカレーのようなスパイスが効いたルーには大きめに切った野菜たちが入り、カツレツは肉の旨味がギュッと凝縮されたようで、ルーと合わさればご飯がとってもススみます!
カレーをしばらく食べたあと、皿の下に見えるトマトを食べてみます。
ドレッシングがよくトマトと絡まっていて、甘さが引き立ったフルーツのようでした!
カツレツの上にトマトを乗せて、ご飯と一緒にほお張るともう幸せです!
自然と顔がにやけてしまいます(´∀`)
お口直しには特製のラッシーがついてきます!
そしてまたカレーを口に運び、ジューシーなカツレツとご飯を楽しみます。
しょうゆの中嶌くんからもらった大豆がおいしかったので、収穫にもれた大豆達を畑からひろわせてもらい、自宅の圧力鍋で煮ました。
左から、茶大豆、鞍掛(くらかけ)大豆、白大豆、赤大豆、借金なし大豆。我家では昨夜はカレーに、今朝はスープに入れて食べました。鞍掛大豆は海苔の味がするそうですが、まとめて煮て食べているせいか味の違いがわかりませんでした。しばらく豆料理が楽しめそうです。
私、なかじまは只今小麦を育てています!
以前、麦まきが終えたことをご紹介してから早1か月。
その後の麦はというと・・・・・無事発芽していました!!
今はこんな育ち具合です!
写真でお分かりいただけると思いますが、麦がきれいに列をつくって生えています!
冬の枯れた景色に濃いみどり色が際立って見えます。
今後、冬に食べ物が少なくなってくる野生のシカさんたちからこの麦を守っていきます(^^)/
12月7日、板橋地区の企業の森で森林体験活動をおこないました。
協力隊も木材の搬出のサポートをしました。
おもに林内作業車「マウントポニー」を使って集材作業です。
この機械は、華奢ですが、強いパワーでワイヤーをつかって丸太をひっぱることができます。
林内にはシカの角が落ちていました。シカの角は漢方薬にも使われるとか。
おもいがけないひろいものでした。
香西
「道志手帖」の第二号を5人で手分けして各戸に訪問し配布しています。
配布している際に大正生まれのお爺さんに聞いたところ、月夜野分校跡に残る桜の巨木を植えたのは、「道志手帖」にあるように湯川屋のご先祖様で、植えた年月は大正天皇の即位を記念し、大正3年(1914年)8月とのこと。調べてみると、即位は大正4年(1915年)だったので1年後かもしれませんが、植えてから約100年ということになります。「樹齢は120年を超えていると思われます」と書きましたが、ちょっと若いかもしれません。
これまで何度かに渡って、道志村での大豆栽培の様子をご紹介してきました!
6月の種まきから約5か月。
いよいよ収穫のときを迎えました!
収穫前の大豆はこんな状態です↓↓
カラッカラです。
いざ収穫です!
・・・ところが重大なミスが発覚しました(;_;)
なんと収穫を待ちきれなかった大豆たちが弾け、豆が地面に落ちてしまいました。。。
作物、自然相手に言い訳はできません。
大豆の乾燥の見極めと収穫の遅れが招いてしまった失敗です。
11月30日、12月1日と、静岡県富士宮市で行われた「わな猟技術講習会」に参加しました。環境省「平成25年度地域ぐるみの捕獲推進モデル事業」の一環として行われたものです。
富士山麓でのシカの生態や被害について勉強したあと、地元の猟師さんに教わり野外にでて実際にくくりわなを設置し、捕獲されたシカを止めさし、解体するところまでの講習です。
参加者は6名。畑でキジやシカなどの被害のある人や、市役所の担当の人、狩猟に興味のある人などさまざまでした。
狩猟に関心のある人にとって、こうした実践的な講習会は貴重です。猟友会に入る以外、なかなか技術を学ぶ機会がないからです。また、解体など、地域によってやり方が違うので勉強になります。