醤油や味噌には[麹(糀)菌]が欠かせません!
カビの仲間である麹は食品を発酵させることで旨味を生み出します。
その麹を見つけました!
この種麹はしょうゆ専用だそうで、道志村のしょうゆはこの麹菌でつくられていたと聞きます。
板状になっている米麹などは見たことがありますが、種麹は初めて見ました!
写真に書いてあるように、種麹は[もやし]と呼ばれます。
なぜ「もやし」なのかと調べてみると、麹菌の胞子が伸びていく様子から、草花が芽生える意味の「萌える」→「もやす」→「もやし」と言葉が訛っていったそうです。
そういえば道志村でしょうゆづくりについて聞き取りをすると、「麹の花を咲かせる」という表現をよく聞きます。
萌えるような麹の成長、麹の花、ぜひとも見てみたいと思いました!
年が明けた来年2月。
このしょうゆ種麹を使い、道志村の製法でしょうゆ味噌を仕込みます!
しょうゆ味噌は仕込んでから食べられるまで約2年発酵させます。
気の長い、手間のかかる調味料ですが、昔は当たり前に味わっていた道志村のしょうゆを今一度復刻できたらと思います!
しょうゆができあがったときはぜひ食べにきてくださいね!
文:なかじま[クリスマス、早10数年枕元にサンタクロースは来ていません・・・(ヽ´ω`)]
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