24日、25日の二日間、甲府で狩猟免許の試験がありました。
わな猟の免許をとるために受験しました。
県内で100名以上の受験があり、今年は最多のようです。すでに猟銃の免許を持っている人、趣味の人、イノシシの問題に困っている人、若者から高齢のかたまでさまざまでした。
午前は筆記、鳥獣判別、適正検査、午後は実技でした。実技ではじっさいにくくりわなを組み立てます。
狩猟には、わな、網、銃の3つの種類があります。
試験勉強をして感じたのは、狩猟は、とても原始的だということです。
網猟は、網のついた道具を手で投げたり、はって、鳥をねらい、捕まえます。わな猟は、えさを置いた箱におびきよせたり、獣の通り道にわなを仕掛けて捕まえます。
待ったり、場所を見極めたり、網を投げる技術だったり。
すべてその人の力にかかっています。
こんなシンプルな方法で、いきものが捕まえられるのなら、それは本当にすごいことです。
今回、わな猟の免許を取ることにしたのは、シカの皮を利用したいとの思いからでした。
シカを捕って、皮をなめすところから、手製の「印伝」(山梨の伝統工芸品。鹿革に漆で模様をつけた皮製品)をつくりたいと思っています。
香西
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