こんにちは。協力隊 香西です。
そもそも、なぜ道志村地域おこし協力隊として「道志手帖」を作成しようと思ったのか、創刊までの経緯をご紹介します。
①大学時代の活動がきっかけに
私は大学に在学中、地域の自然や人に着目し、年4回に渡って冊子の制作をしていました。
冊子の名前は「FIELD・NOTE」。
編集部の仲間とともに、企画から発行までを一貫して取り組んでいました。
取材を通じていろいろなところへ足を運び、
地域について、冊子の制作をとおして知っていくことができました。
②道志村の良さを発信したい!—道志村で季刊誌作成へ—
協力隊に入り、これまでやってきたことを活かして何ができるか?と考えたときに、一番に浮かんだのが、季刊誌の作成でした。道志のことをよく知りたい、自分たちのことを知ってもらいたい、と思ったとき、冊子づくりは役にたちます。
冊子の目的は、より多くの村外の人に道志のことを知ってもらい、村に来てもらうきっかけとすること。また、村内の人には、外から来た協力隊の目線で村の姿を伝え、村に改めて目を向けてもらうきっかけにすること、協力隊が何をしているのか知ってもらうこと、です。
そして自分たちにとっては、冊子の制作を通じて村のことをよく知り、また、協力隊のことを多くの人にしってもらうツールになります。
4月、まずはデザイン用のパソコンやソフトの調達から始めました。
企画会議をかさね、分担して執筆し、編集、印刷所を選び、7月、創刊号が納品されました。
配布は、自分たちの手で一軒一軒届けることにしました。村の人に直接挨拶することができるからです。
村の世帯数は650世帯あまりですが、配ってみると用意した800部がすべてなくなってしまいました。別荘や事業所、地図にのっていないところにも配ったからです。
協力隊3人で手分けすると一人200世帯以上。約3日間でまわり終えました。
訪問先では、励ましをいただいたり、協力隊としてこんなことをやってほしいという要望をお聞きしたり。直にお会いすることでいろいろなお話を聞くことができ、大変ですがたくさんの収穫があります。
ちょうど創刊号の配布のころに新たなメンバー、千々輪さんが協力隊に加わり、2号では千々輪さんがメインになって取材をし、特集をつくってくれました。また、大野さん、井口さんの連載も始まりました。中嶌くんの「しょうゆプロジェクト」の報告第一弾も載せられました。それぞれの活動報告や得意分野を活かせる場に季刊誌がなっていけばいいな、と思います。
取材のようす
③これからの展望
7月に創刊したわけですが、10月に2号が発行され、現在3号の制作が開始しています。
なかなか時間が経つのは早いもので、これから次号の企画を練り、取材をしようと考えています。
私たち目線で道志村を様々な角度から切り取って、多くの方に知ってもらいたい・・・。
私たちが初め、道志村に来たときの感動を多くの方に届けたい。
そんなことを考えながら編集作業をおこなっています。
よりたくさんの方に親しんでもらえるような季刊誌「道志手帖」をつくっていきます!!!
2号は道志村のなかでも一番東側の集落、「月夜野」に焦点を当て紹介します。
神奈川県の旧津久井町との境にある月夜野地区は、道志村ながら津久井の文化も息づく集落です。ゆったりとした時間が流れている。そんな場所です。
3号は1月下旬発行予定です。どうぞお楽しみに!
香西
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